1月19日(水)午後13時に河合塾、駿台予備校&ベネッセコーポレーション、東進ハイスクール等大手予備校の共通テストリサーチのデータが出ました。
今年の共通テストは数学1Aの平均点38点を始め、全体的に難易度がかなり難しくなったということで、共通テストのボーダーもやや下がっていることが多いです。
とは言え、早慶上智やMARCH、関関同立などメジャーな大学を共通テスト利用で合格しようと思ったら難しいです。
関西の中堅私大群である産近甲龍の共通テスト利用で穴場はどこの大学なのか?まとめました。
産近甲龍2022共通テスト利用ボーダー穴場はどこの大学?
京都産業大(京産大)、近畿大(近大)、甲南大、龍谷大の4つの大学の中でどこが穴場なのか?調べてみると以下のようになりました。
文系学部の主要学部である法学部、経済学部、経営(商)学部についてみてみました。
①法学部ボーダーライン(※3教科)
- 近畿大 73%
- 京都産業大 71%
- 甲南大 71%
- 龍谷大 69%
②経済学部ボーダーライン(※3教科)
- 甲南大 72%
- 京都産業大 72%
- 近畿大 70%
- 龍谷大 69%
③経営・商学部ボーダーライン(3教科)
- 甲南大 73%
- 京都産業大 73%
- 近畿大 67%
- 龍谷大 67%
以上のように産近甲龍文系の場合、龍谷大学が産近甲龍の中では圧倒的に穴場です。
他に偏差値では現在産近甲龍トップである近大も偏差値以上に共通テスト利用のボーダーは低く、近大経営学部は67%でボーダーラインに。
産近甲龍は今年の共通テストでは7割弱から7割5分で受かる可能性が高いので、特に国公立大志願者で一般入試でこれらの大学を併願で受けるのが日程的にもしんどい場合は、共通テストで近大や龍谷などを引っ掛けると本命の受験に集中出来ますしおすすめと言えます。
他に最も配点の高い英語は、同志社と共通テストの問題は非常に相性がいいので、同志社大志願者も近大や龍谷を共通テストで引っ掛けるのはかなりおすすめです。
産近甲龍2022共通テスト利用ボーダー穴場まとめ
- 産近甲龍は共通テスト利用のボーダーラインは70%弱から75%前後
- 産近甲龍の中では今年龍谷大が穴場で67%から69%がボーダーライン
- 近大は偏差値以上に共通テスト利用は狙いやすかったのでこちらも穴場
- 国公立大志願者や同志社大志願者は一般入試で産近甲龍を受験するより共通テストで産近甲龍を引っ掛ける方が日程的にも本命の入試に集中できるのでおすすめ
産近甲龍の2022年共通テスト利用のボーダーと穴場の大学についてまとめました。
今年は龍谷大と近大経営学部が穴場でしたが、来年隔年減少で一気に龍谷大や近大の共通テスト利用の志願者が増えることも考えられるので、受験生の方は注意してください。