サッカーJ1のサガン鳥栖の金明輝(キンミョンヒ)監督。
金明輝監督は兵庫県伊丹市出身の韓国籍を持つ在日韓国人ですが、サガン鳥栖は他チームに比べても韓国人選手や韓国人のスタッフが昔から多いです。
これは金明輝監督は日本で生まれ育ちながら韓国語も話せるからなのでしょうか?
金明輝監督は韓国語を話せる?出身中学や高校も!
金明輝監督は中学までは朝鮮学校出身で、小学校は地元伊丹の伊丹朝鮮初級学校出身で、
中学校は尼崎朝鮮初中級学校に進学。
尼崎の朝鮮学校から多くの人は神戸朝鮮高級学校か大阪朝鮮高級学校に進学する人が大半なのですが、金監督はサッカーを本格的にやりたい為に和歌山県の強豪校である初芝橋本高校に進学します。
朝鮮学校では日本語の授業中や登下校の時間などを除くと、基本的日本語が禁止されているようなので、学校内では韓国語を話さないといけないらしいです。
教科書も日本語の授業を除いてハングル文字で書かれています。
よって金明輝監督は日本で生まれ育ちながらも朝鮮学校で小学校・中学校と9年間韓国語をしっかりと学んで、普段から話して来たと思われるので韓国語は普通に話せると思います。
在日韓国人3世、4世、5世となると、日本の学校に進学して日本の教育を普通に受けて来た人は韓国語をまったく話せない人がほとんどですが、金監督は朝鮮学校を卒業されているので、韓国語は話せるしヒアリングも出来るということになります。
ちなみに朝鮮学校で話す韓国語や耳にする韓国語はいわゆる日本なまりの独特な韓国語になるようで、ネイティブの韓国人からすると少し違う感じになるそうです。
ということで、金監督は韓国語が話せることもあり、サガン鳥栖では韓国人選手や韓国人スタッフが多いのだと思います。
金明輝監督は韓国語を話せる?まとめ
- 金明輝監督は伊丹朝鮮初級学校、尼崎朝鮮初中級学校出身で校内では日本語の授業を除いて、日本語は禁止されていたので韓国語は話せるし、ヒアリングも出来る
- 高校は多くの同級生が神戸朝鮮高級学校や大阪朝鮮高級学校に進学する中、金監督はサッカーを本格的にする為に、和歌山県にある強豪校初芝橋本高校に進学
以上、金明輝監督についてまとめるとこのようになりました。
ちなみに金監督は普段は当然日本語を話しており、兵庫県出身なので関西弁のイントネーションで話すことが多いです。
ちなみにいくら朝鮮学校出身の方であっても学校以外の日常生活では日本語を話すので、韓国語よりも日本語の方が得意な方が多いです。