ヤクルトスワローズが今年もセ・リーグ2連覇に大手がかかっており、主砲村上選手も60本塁打を達成しそうな勢いで非常に活気があります。
去年は最後の最後まで阪神とリーグ優勝争いをしていましたが、今年はぶっちぎりの優勝で強さは本物といった感じです。
一方で、まもなくドラフト会議もあり、新しく入ってくる選手もいれば、今年でどうしても戦力外になる選手がいるのも仕方ないことです。
そこで今年ヤクルトスワローズで戦力外になる選手を予想してみました。
ヤクルトスワローズ戦力外候補予想2023一覧
内川聖一(40)
ソフトバンクホークスでファームで飼い殺しのような状態になり、満を持してヤクルトに移籍したまではいいものの、期待のバッティングがさっぱりで全盛期の内川を彷彿させるものが今は全く見られなくなってしまいました。
本当は代打の切り札か、オスナを休養させる日の代役として使っていきたいところだったが、なかなか往年の打撃を見せられず、ストレートに根負けしてしまっている印象で移籍2年目の今シーズンも厳しい結果が続いています。
ファームでの成績もパっとせず、40歳という年齢を考えると、生え抜き選手でないこともあり、今年で戦力外通告を受けてもおかしくない。
坂口智隆(38)
最後の近鉄戦士としてオリックスを自由契約になりヤクルトに移籍して7年。
移籍当初は年間100試合以上の試合出場が4度と主力選手として活躍してきましたがここ2年はケガの影響もあってか20試合程度。
昔のように甘い球を仕留められなくなってきているのは体力的な衰えの問題なのか。
同じ外野手として塩見や山崎等若手の成長が著しいだけに出場機会も限られてくる。
よって来季の契約更新は難しいかと。
嶋基宏(37)
楽天からヤクルトに移籍し、古田選手以来の正捕手がようやく入団したとファンの誰もが期待しましたが、レギュラー捕手は中村悠平で、控えに高卒2年目の内山壮真が急成長しており、嶋の入る余地はなく、むしろ若手捕手の指導役として現状コーチ補佐のようになっている状況。
となると、前向きな戦力外として来シーズンは正式にコーチとして迎えられるのではないかと思われる。
選手として特別力が落ちたとは思わないが、本人もそこまで現役にこだわってという感じでもないと思われるので、戦力外通告を受け入れた上で、何らかのポストで新しいステージで活躍されると思いました。
荒木貴裕(35)
今シーズン46試合に出場して、21打数3安打、打率.143という燦燦たる成績に終わってしまっており、35歳という年齢を考えるとかなり厳しい状況。
2009年のドラフト3位でヤクルトスワローズに入団した荒木選手は、プロ入り前からの課題であった守備面がなかなか改善せず、打撃面についても12年間に及ぶプロ生活で、通算打率.229、本塁打18、打点116という平凡な内容なので、来季の契約更新は非常に厳しい。
西浦直亨(31)
今季わずか6試合の出場で、14打数1安打、打率.071という成績に終わってしまいかなり厳しい状況。
2013年のドラフト2位でヤクルトスワローズに入団した西浦選手は、ショートやサードを守りながら、2018年にはキャリアハイとなる138試合に出場するも、2019年のシーズン中に左肘を骨折したことから、その後はなかなか1軍に定着することができず。
今季は自身のキャリアにおいて最低の成績に終わってしまっている。
星知弥(28)
今シーズン自身のキャリアで最低となるわずか4試合の登板で、0勝1敗、防御率6.75という成績に終わってしまい厳しい状況。
2016年のドラフト2位でヤクルトスワローズに入団した星投手は、大学時代に最速156km/hを記録した力のある直球が武器の本格派右腕でしたが、プロ入り後6年間に渡って、なかなか1軍に定着できず、ついに今季は敗戦処理のみの4登板でシーズンが終了しているので来シーズン構想から外れる可能性は高い。
宮台康平(27)
日本ハムを戦力外になり左の中継ぎとして期待されて入団するも1軍の壁は厚く、今シーズンはヤクルト移籍後初めて1軍で登板2試合2回と1/3で防御率19点台ではちょっと内容が悪すぎてファームへ降格。
ファームでは26試合の登板機会を与えられていて防御率2点台後半とまずまずの成績は残しているが、ここからもうひとつ殻を破れず燻り続け今に至ると言う感じ。
ヤクルトではやや厳しいが、サウスポーの駒として中日や日ハムくらいなら獲得してくれる可能性はある。
寺島成輝(24)
履正社のエースとして鳴り物入りで入団しドラフト1位の選手であるが、6年目の今季は未だ1軍での登板はなし。
高卒と言う事で入団4年目には中継ぎとしてブレイクしたかと思ったが翌年以降尻すぼみ。
本来であれば先発の中心でバリバリ投げていないといけない選手。
ファームでも一応25試合登板はしているものの防御率が6点台ではすぐに1軍に呼べるような状態ではない。
左の中継ぎが手薄なだけにチャンスは十分あるとは思うのだがいかんせん結果が伴わない
6年を経ての今の力からすると来季の契約は難しい。
長谷川宙輝(24)
今季1軍での登板はなく、昨季はわずか4試合の登板で、1勝0敗、防御率10.80という成績。
2016年の育成選手ドラフト2位でソフトバンクホークスに入団した長谷川投手は、2019年にスワローズに移籍するものの、目立った成績はあげらず、ついに今季はまったく昇格することなくかなり厳しい状況。
プロ入り後の成績は厳しい内容だが、現在25歳の左腕なので、他球団であればワンチャンスもらえる可能性があるかもしれない。
ヤクルトスワローズ戦力外候補予想2022まとめ
- 若手選手の台頭により、結果が思うように残せていないベテラン内川、嶋、坂口など40歳に近い選手は今年で戦力外になる可能性がある
- 今シーズンほぼほぼ1軍に試合に出ていない、西浦、星、寺島、長谷川選手なども戦力外になる可能性が高い
以上、ヤクルトスワローズの戦力外候補の選手についてまとめるとこのようになりました。
あくまで個人的な予想なので参考程度にしてください。
個人的には内川・坂口・嶋の両ベテランは残りのシーズンで何とか巻き返して欲しいです。