プロ野球もシーズン終盤戦となり、10月にはドラフト会議を控え、今年もストーブリーグの時期がやって来ました。
阪神タイガースでは糸井嘉男選手が今シーズン限りでの引退を表明。
糸井選手の引退により、阪神では現在34歳以上の選手が在籍しておらず、一気にチームが若返っています。
今年限りで矢野監督が退任することになりますが、阪神タイガースで今年戦力外になりそうな選手を勝手ながら予想してみました。
阪神タイガース戦力外候補予想2023
今シーズン1軍に上がっていない選手や年齢的な面など総合的に考えて以下の選手を予想しました。
※()は今年の満年齢
●二保旭投手(32)
2021年シーズン途中でソフトバンクからトレード移籍してきて以降、今季まで1勝を挙げたのみで、2022年シーズンは1軍登板がまったくなし。
来季33歳になる中継ぎ右腕で、移籍前のソフトバンク時代には先発や中継ぎとして一定の活躍をみせていましたが、移籍後の阪神では2年間全くと言っていいほど結果を残せず、今季ドラフトの獲得選手次第では、戦力外の可能性が一気に高まる当落線上にいる選手。
●江越大賀外野手(29)
右の大砲候補として期待されていた江越選手。
2017年以降打率は1割にも満たない数字で2021年も24試合に出場するも0安打。
本来長距離打者として期待されている選手だけに、チームの現状を考えると、クライマックスシリーズで目立った活躍をしない限り、戦力外になってもおかしくない。
ただし、まだ29歳と若いのと長崎県出身で平田2軍監督の後輩だけにもう1年だけ様子を見る可能性もある。
●板山祐太郎(28)
金本チルドレンの1人として、内外野の5つのポジション(左翼/中堅/右翼/一塁/二塁)を守ることができるユーティリティプレイヤーとして定評があるものの、通算6年間で打率.219、本塁打0、打点9というあまりにも非力な打撃力により年々出番が減っており、佐藤輝選手を始め、井上選手、前川選手、小野寺選手、豊田選手などの若手野手の台頭により、戦力外の当落線上に立たされていると思われます。
●尾仲祐哉投手(27)
大和選手の人的保障で阪神タイガースに来た尾仲投手ですが、
中々出場機会に恵まれず今シーズンはわずか1試合2回のみの登板。
来季28歳になる中継ぎ右腕ですが、プロ入り後5年間における1軍の成績は、33試合に登板して、1勝2敗、防御率5.86という平凡な内容で、来季のチャンスは限りなく低いと思われる選手です。
●守屋功輝投手(28)
2019年は57試合登板の防御率3.00とまずまずの成績を残した
守屋投手でしたが、2020年はわずか3試合、2021年、2022年は1度も1軍で投げていません。
150キロを超える力強いストレートを持っている選手ですが、ここ数年は右肩痛の影響でチームに貢献する事ができていない状態。
怪我の状況が良くなり、2019年程度の成績を収めていけるとチームの戦力として残れるが、さすがに厳しいように思います。
プライベートでゴタゴタがあり週刊誌に掲載されたことも多少なりとも影響しているように思います。
片山雄哉捕手(28)
2018年の育成選手ドラフト1位で入団した来季29歳になる片山捕手ですが、入団後4年間は1軍に上がる機会はなく、今季2022年シーズンに初めて一軍に昇格するものの、通算2試合出場、2打席、2三振という残念な結果に終わってしまい、今季行われるドラフトにおいて、将来を期待できる捕手を指名することができれば、戦力外になっても不思議ではない状況に追い込まれている。
小野泰己投手(28)
2017年ドラフト2位で期待された小野投手だが、持ち前のストレートの威力を活かしきれず今季も2軍での登板が続いている。
2018年に一軍で7勝をマークするも126回1/3で四球が81とリーグワースト。
ワイルドピッチも10個とリーグワーストを記録し、コントロールの悪さが課題だったのだが、2021年には僅か12試合の登板で0勝0敗防御率7.98という成績に終わり、今年から背番号が98番ということで非常に大きな番号に変更となった。
2022年もファームでイニング数より四球数の方が多く、防御率も6点台であることから
戦力外リストに入ると思われます。
阪神タイガース戦力外候補予想2022まとめ
- 江越選手、板山選手、尾仲投手、守屋投手はまだ20代で若いながら阪神では出場機会に恵まれず、来シーズンの構想から外れる可能性がある
- 片山捕手、小野投手等ドラフト次第では戦力外になる可能性がある
- 二保旭投手も昨年移籍してきたばかりでもう1年様子を見る可能性があるが、2年で1勝という成績や来季33歳という年齢を考えると危ない
あくまで私の勝手な予想ですが、まとめるとこのようになりました。
残りシーズンで1軍に昇格して、例えば、バッターなら勝負を決めるようなホームランであったり、サイクルヒットであったり、大活躍の機会があれば戦力外の可能性はなくなると思います。
そういう意味でも残りシーズン悔いのないように選手たちには頑張ってもらいたいです。