2017年以来5年ぶりにBクラスに転落しそうな読売ジャイアンツ。
プロ野球も終盤戦となり、ドラフト会議も近づいてきたことから読売ジャイアンツでも今年限りで戦力外通告を受ける選手がこれからどんどん増えてきます。
そこで巨人の来季の構想に入っていない今年限りで戦力外通告を受けそうな選手をまとめてみました。
読売ジャイアンツ(巨人)戦力外候補予想2023
井納翔一(36)
36歳と高齢になってきたということ、FAでジャイアンツに来たが2年2億円という金額に見合った活躍が全くできていないのが大きな理由であり今回で契約が切れることから戦力外になることが濃厚。
先発・中継ぎとこなせるが、同型の山﨑、赤星、直江、堀田と若手の右投手が台頭してきていることを考えると契約更新はかなり難しいように思います。
今季も古巣横浜DeNAベイスターズ戦ではわずか4球で降板になっており、首脳陣より見切りをつけられたのではないでしょうか?
ウィーラー(35)
楽天から移籍した2020年の出場試合数が98試合、去年が121試合なのに比べて、今季は30試合と大幅に減少。
成績も打率.196、本塁打2本、打点5と低迷している。(9月11日現在)
主なポジションはレフトだが、同じレフトには今季新加入したウォーカーがおり、打率、本塁打、打点の全てでウォーカーが上回っています。
ウォーカーは現状の成績を考えると来季残留が濃厚で、ポジションが被る上に35歳と高齢のウィーラーを残す理由は考えにくいです。
立岡宗一郎(32)
2015年に91試合に出場して、打率.304の成績がキャリアハイで、その後は主に代走や守備固めとして起用されてきましたが、年々出番は減少しており、今季はわずか54試合の出場にとどまりました。
同じようなタイプである重信や松原が出てきたので、これ以上の出場機会が望めない状況です。
終盤での守備固めや代走としての出場もあるが、こちらも湯浅や増田大輝、陸、若林選手と同タイプが多く彼らより終盤でアピールしないと厳しいと予想。
2軍でも目立った成績もないため今季での戦力外だ濃厚。
石川慎吾(29)
パンチ力があり貴重な右の大砲だが、ウォーカー、ポランコ両選手の活躍もありなかなかスタメンでのチャンスがもらえていない状況。
代打としての出場が続いているが、こちらも有望若手選手が多いことより出場機会が減っています。
今季も何度もトレードは噂は出ており、球団としても他球団での活躍を考えているのではないだろうか?
いい選手ではあるが、今季のジャイアンツの成績から見ると若手の切り替えは必須であるため今季で戦力外になる可能性は高いように思います。
戸根千明(29)
本来であれば勝ち試合の勝利の方程式に入ってきて欲しいのだがいかんせんボールにキレがなくなってきています。
昨年は一時期二刀流に挑戦と言う事で話題にもなったが打者としては活路は見いだせず断念。
結局投手で勝負となったのだがどう見ても体が大きくなりすぎたせいかボールも今ひとつ。
防御率も昨年、今年と悪くこれから更なる伸び代を期待するのは難しいかと思われます。
まだ左のリリーフには高梨や高木、今村らがいる為彼らに勝たないと常時一軍は厳しく戦力外とされる可能性が高いです。
桜井俊貴(28)
2015年のドラフト1位指名投手。
2019年には主に先発で8勝をあげる活躍をしたが、近年は敗戦処理での登板が続いていて、今季の防御率は14.04(9月11日現在)で全く結果を残せていない状況。
桜井投手の最大の欠点は制球力で、決め球がことごとくど真ん中にいって痛打されるケースが目立つ。
プロ入りしてから防御率が4点台以下になったことがなく、今後も改善される見通しがないと考えると、いくらドラフト1位指名といえども戦力外になる可能性が高いと思われます。
梶谷隆幸(34)
ベイスターズから相当期待されて移籍してきたものの、2021年のオフと今季の2度にわたり腰と膝の手術をしたことにより、今シーズンは出場ゼロに終わってしまっています。
契約期間があと2年残ってはいるので、戦力外は免れる可能性があるものの、34歳の外野手で、年俸も2億円と高額で、1軍選手登録枠を考えると、契約更新は途中で打ち切られる可能性も考えられます。
2021年には、試合中に太ももを負傷したり、デッドボールにより指を骨折するなど、ここ数年間にわたり満身創痍な状況も契約更新の逆風になるでしょう。
アンドリース(33)
先発の柱として今年入団も外国人選手枠と言うルールに泣いた選手にも見え気の毒な感じもするが、特にスピードがある訳でもなくどちらかと言えば打たせて取る技巧派なのだがやはり日本人打者にはちょうど良い打ち頃の球のようですね。
ファームでも大体1イニングに1本はヒットを打たれる計算なので先発の柱として期待するのは酷かと。
1軍で沢山投げさせて経験を積ませればまた違う結果が得られるかもしれないが年齢等を考えると今シーズン限りが濃厚。
香月一也(26)
2020年に千葉ロッテから移籍してきた選手で名門大阪桐蔭高校出身のスラッガー。
26歳と若く、他球団なら出番がありそうな選手でありながら、巨人では出番がなく、丸2年間結果が残せていない状況。
ドラフトやFAの補強等によって1軍登録選手枠が埋まるようなら、香月選手も戦力外の可能性はあるように思えます。
巨人(読売ジャイアンツ)戦力外候補予想2023まとめ
- わずか4球で降板させられた井納投手、ウォーカー選手加入により出番が激減したウィーラー選手、同じようなタイプの選手が多く年々出番減少の立岡選手などベテラン勢は戦力外になる可能性が高い
- 若手の台頭により登板機会のない戸根投手、2015年ドラ1位ながらまったく結果を残せていない桜井投手、トレードの噂がシーズン中から絶たない石川選手なども戦力外濃厚
以上、巨人の戦力外に関してまとめるとこのようになりました。
どの球団もそうですが、生え抜き選手よりも移籍組から解雇になる可能性が高いので、上記選手が危ないかなと予想させて頂きました。
あくまで個人的な予想なので参考程度にしてください。