昨年最下位になったものの、今シーズンはソフトバンクとオリックスと熾烈な優勝争いをしている西武ライオンズ。
ただし、来シーズンは森友哉、外崎などFA移籍が噂されているので、今年のドラフトで即戦力となるような選手を補強したいところ。
そんな西武ライオンズは今年のドラフト会議でどんな選手を1位に指名するのでしょうか?
西武ライオンズドラフト1位指名予想2022
蛭間拓哉(早稲田大)
蛭間選手は西武ジュニアに子供の頃に在籍しており、高校時代は浦和学院に通っていた為、西武に非常に馴染みの深い選手です。
浦和学院時代はセンバツ高校野球に出場経験があり、U-18の侍ジャパンに選出されるなど国際経験も豊富。
早稲田大学ではその才能が一気に開花し、打率.275、10本塁打、30打点と東京六大学通算で輝かしい成績を残した。三振が多く確実性に欠けるのがネックだが、そもそも西武のチームスタイルが三振を恐れずに思い切り振り込むという打撃を信条としているのでさほど問題はないと思われます。
今西武ライオンズの補強ポイントが強打の外野手とも一致し、強肩強打の早大の蛭間選手は即戦力外野手としてドラフト1位で指名する可能性も高いです。
山田健太(立教大学)
根尾昂、藤原恭大、柿木蓮、横川凱らが活躍し、2018年甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭高校の主力メンバーの一人・山田健太は立教大学に入学後、1年春から主力として活躍し、1年は一塁手、2年からは二塁手としてチームの中心選手となり活躍しています。
東京六大学野球では4年春までにホームラン7本を記録とパワーもさることながら、特筆すべきは出塁率の高さ。1年春は打率.375で出塁率は.487。4年春までの通算出塁率も4割を超え、打つだけではなく選球眼の高さも評価されています。
西武はセカンドの外崎がFAを取得。他球団移籍の可能性もあり、即戦力で活躍できる内野手・山田健太の存在は西武としてもぜひとも欲しい選手でしょう。
浅野翔吾(高松商業)
秋山翔吾が2019年シーズン終了後にアメリカ・メジャーリーグへ移籍して以来、慢性的な1番打者と外野手のレギュラー不足に陥っている西武のチーム事情から、外野手で走攻守揃っており甲子園でもそのポテンシャルを発揮した浅野翔吾はもってこいの選手です。
身長がそれほど大きくなく、そこが原因で敬遠されているといった一部記事もあるが、西武ライオンズにはそれほど身長が大きくない中村、山川、森を一流選手に育て、体型を気にするような球団ではないです。
浅野は高校通算60本を超える本塁打を放っているが、そのうち数本は左打席でのもの。この身体能力は魅力的で将来は1番や3番を打たせたい選手であり、西武ライオンズだからこそ活躍が期待できドラ1指名が有力視されます。
吉村貢司郎(東芝)
西武は髙橋光成や松本航、今井達也など若手の先発投手陣が育ってきているが、まだまだ足りていないことを考えると社会人で即戦力の投手東芝の吉村投手は指名される可能性が高いです。
ストレートの切れが抜群にあり、変化球もフォーク、スライダーと王道のピッチングができます。
同じ東芝から3年前にドラフト1位で指名された宮川哲投手もいることから、互いにとってもいい刺激になって東芝の吉村投手を指名する可能性は高いです。
矢澤宏太(日体大)
外野手と投手の二刀流選手である矢澤選手は、投手と外野手が補強ポイントであるライオンズの構想にフィットします。
現在のライオンズ投手陣は比較的バランスよく左と右の投手を揃えていますが、菊池雄星投手移籍後は先発投手陣の絶対的な柱がおらず、弱体化しつつあります。
矢澤投手は、最速150km/hの直球に加えて、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップなどを多彩に操る本格派左腕で、大学までずっと関東
のチームでプレイしつづけており、ライオンズの本拠地埼玉にも馴染みがある選手です。また、高校通算32本塁打を記録している強打の外野手でもあり、フィールディングを機敏にこなす運動能力はプロのスカウトからの評価が高く、総合力の高い選手として今季のドラフトにおける目玉の選手でもあります。
河野佳(大阪ガス)
西武にはいないコントロールとコンビネーションで勝負するタイプで、精神的な強さがあるので、ピンチになればなるほど力を発揮するタイプのピッチャーだと思います。高卒3年目で小柄な投手ながら完成度は高いですし、若さも魅力的だと思いました。西武は昨年の隅田投手こそ競合しましたが、なるべく競合を避けて確実いい選手を一本釣りすることが多く、河野投手はドラフト上位で消える可能性は高いが1位もなると、他球団は有力な大学生に行きがちなので、河野投手なんかは一本釣するにはもってこいの投手だと思います。
神野竜速(神奈川大学)
神奈川大学のエースとして活躍しプロ注目の右腕投手・神野竜速。
神奈川大学入学後、その才能が開花し、3年春のリーグ戦で4勝を挙げ最優秀投手とベストナインを獲得。
4年春までに通算10勝とチームのエースとして活躍。プロスカウトからも注目されています。神野の武器は最速152キロのストレート。さらにスライダーやカーブ、ツーシームにスプリットと球種が多く、平均奪三振率は9.63。
多彩な変化球とコントロールに定評の高いストレートで先発投手向けのタイプで西武ライオンズが指名する可能性は十分考えられます。
西村瑠伊斗(京都外大西高校)
高校通算54本塁打を放った強肩強打の外野手で、投手としても最速147km/hのストレートを投げる本格派右腕で、ライオンズの補強ポイントに合致します。
西村選手は中学時代から日本代表で世界大会に出場するなど、早くから国際大会の経験を積んでいる選手で、甲子園経験はないものの、身体能力が高く投打両面でプロスカウト陣から注目されている二刀流の選手。
守備では投手と外野手を兼任し、打線では1番か3番を任される主力打者で、高校1年生から投打の中心選手として活躍しており、直接西武の渡辺久信GMから「インコースのさばき方が天才的」との評価を得ているライオンズ注目の選手でもあります。
西武ライオンズドラフト1位指名予想2022まとめ
- 西武はFAで主力選手が移籍する可能性があり、野手を1位で指名すると予想
- 早大の蛭間選手は西武が手薄な外野手の選手で、子供の頃は西武ジュニアに在籍しており、浦和学院でも活躍していたことから1位で指名される可能性が高い
- 先発陣がやや不足しているチーム事情から日体大の矢澤投手、大阪ガスの河野、神奈川大の神野投手などもドラフト上位指名候補
- 高校生を育てるのが昔から上手いので、高松商業の浅野選手、京都外大西の西村選手なども指名候補
以上、西武ライオンズのドラフト1位指名候補の選手をまとめました。
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