プロ野球

横浜DeNAベイスターズドラフト1位指名予想2022

昨年セ・リーグ最下位と低迷しながら、今年は2位と躍進しており、クライマックスシリーズはほぼ確定のところまできている横浜DeNAベイスターズ。

しかしながら、来シーズンは不動の守護神山崎康晃投手がメジャーリーグへ移籍する可能性が高く、補強は絶対に必要です。

そこで、ベイスターズが今年ドラフトで誰を1位に指名するのか?予想してみました。

横浜DeNAベイスターズドラフト1位指名予想2022

吉村貢司郎(東芝)

山崎康晃投手の穴を埋められる社会人の即戦力は東芝の吉村投手。

大学通算20試合で5勝4敗、防御率2.07の安定した好成績を収め、東芝では最速153km/hのストレートを記録するなど、完成度の高いバランスの取れた本格派右腕として評価の高い投手です。

特に、社会リーグ通算で記録した奪三振率11.37は、中継ぎ、抑え投手としての適性が高くポスト山崎康晃としても大変期待できる選手です。

河野佳(大阪ガス)

ベイスターズの絶対的ストッパー山崎康晃の後釜として社会人No.1の即戦力投手・河野佳を指名される可能性はあります。

名門広陵高校ではエースとして甲子園に出場。社会人の大阪ガスに入団してからは、エースとして都市対抗野球に出場。最速151キロのストレートとシュート、スライダーなど多彩な変化球を操る器用さ。そして押さえには不可欠とされるフォークボールも持ち味で、一年目から十分プロで通用する力量はある投手です

勝負根性もあり、大舞台になればなるほど燃えるタイプ。相手打者の打ち気を逸らすスローカーブなど、投球戦術にも長けており、一年目から十分に戦力となるでしょう。

曽谷龍平(白鴎大)

今永、濱口、東と大学生左腕で世代ナンバーワン投手が大好きな横浜DeNAにとってうってつけの選手。

曽谷選手は先発だけでなくリリーフ投手としても期待できる今年のドラフトで1,2を争うほどの左の本格派です。スリークォーターの左ピッチャーのため対左打者のワンポイントリリーフの即戦力として期待できます。

曽谷投手は、大学通算17試合で8勝2敗、防御率1.98の非常に安定した好成績を残した投手で、3年時秋には自己最速の151km/hを記録しています。コントロールに若干難がある点はプロに入ってからの課題になりますが、大学3年間で104.2回を投げて、投球イニング数を超える137個の三振を奪取しているボールのキレは、既にプロ向きと評価の高い投手です。

ノーヒットノーランを達成したことも記録に新しい選手で、183cmの長身から繰り出すスリークォーター気味のフォームは、完成度が高くプロ向きです。

山田陽翔(近江高)

Denaのピッチャーは今永、濱口、東、先発リリーフもこなせる石田といった左ピッチャーが計算が立ちますが右ピッチャーは京山、大貫しかいません。

右ピッチャーの選手層が手薄に感じます。

山田陽翔投手は2022年夏の甲子園で近江高校のベスト4進出の原動力となった最速149キロのストレート、スライダー、カット、スプリットの変化球を持ち、特にスライダーとスプリットはかなりの球速ですでにプロでもトップレベルとのこと。

DeNAは今永、濱口、大貫の3本柱が中心の先発投手陣を形成しているが、もう一人ローテーションの柱となる投手が欲しいところなので、こうした事情からq高校生ながらすでに即戦力の期待が高い山田は是非とも獲得しておきたいです。

蛭間拓哉(早稲田大)

ベイスターズはレギュラー外野手陣の攻撃力が低く、それを補う打撃力を持ち合わせた蛭間選手はドラフト上位候補の1人。

埼玉県の浦和学院高校を経て東京の早稲田大学に進学しており、在京球団である横浜DeNAの環境はアドバンテージがあります。

早大では、ライトとセンターを守り、主に3番と4番を任される主力打者で、21年の春リーグでは外野手としてベストナインに選出されており、大学通算で12本塁打を記録したパンチ力に加えて、3方向にバランスよく本塁打を打ち分けている点も評価が高い理由の一つ

2年時秋のリーグ戦で10季ぶりの優勝に貢献し、3年時春にはベストナインのタイトルを初受賞するなど、順調にプロに向けてキャリアを重ねている大学ナンバーワン外野手です。


澤井廉(中京大)

蛭間選手同様、中京大の澤井選手も外野手のレギュラー候補の一角としてドラフト上位指名候補です。

澤井選手は中学時代には投手として名古屋選抜で台北国際大会に出場するなど早くから国際大会を経験しており、中京大中京高校では1年時に外野手のレギュラーを奪取し、中京大学では1年生の春からベンチ入り。

大学通算で8本塁打を記録し、高校通算では31本塁打を記録している左打ちのスラッガーで、20年秋のリーグと21年の春秋両リーグにおいて、外野手としてベストナインに3度選出されており、21年の秋リーグではMVPも受賞しています。

松尾汐恩(大阪桐蔭)

ベイスターズはキャッチャーと外野に穴が多く、大阪桐蔭の松尾選手のようなスター選手が欲しいところ。

筒香が去った後、佐野が引っ張ってはいるものの佐野は本来脇役として名選手になるべき存在なので、今のような主軸を打つタイプではいけないです。

特にキャッチャーは、選手が本当にいないので、松尾選手のようなバッティングが良いキャッチャーはどこの球団も欲しいところ。

松尾選手はベイスターズで即戦力としても試合に出れる可能性があるのでドラフト指名の可能性が高いと思われます。

浅野翔吾(高松商業)

浅野選手はベイスターズの穴とも言える外野手のレギュラーを奪い取れる選手です。

特にセンター桑原選手はリードオフマンにも関わらず打率が低すぎるので、センターのポジションを奪い取れる可能性のある浅野選手は大変魅力的。

浅野選手はホームランのイメージですが、きっちり率も残せる選手で足も速いので、トリプルスリーを目指せる逸材です。

浅野選手をトップバッターに据えることができれば、ベイスターズの打線は手がつけられなくなり、非常に楽しみです。

横浜DeNAベイスターズドラフト1位指名予想2022まとめ

  1. 絶対的守護神山崎康晃投手がメジャーへ移籍する可能性が高く、抑えが出来る即戦力の投手を補強すると思われる。
  2. 吉村貢司郎(東芝)、河野佳(大阪ガス)、曽谷龍平(白鴎大)など指名される可能性が高い
  3. 右の先発候補として夏の甲子園で大活躍した近江高校の山田投手も指名候補の1人
  4. キャッチャーと外野手に不安があることから、大阪桐蔭の松尾捕手や高松商業の浅野選手、中京大の澤井選手なども上位で指名される可能性が高い

以上、ベイスターズのドラフト1位指名候補の選手をまとめました。

補強次第では来年リーグ優勝も狙えるので、ベイスターズにとって今年のドラフトはかなり重要になって来ると思います。

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