工藤監督から藤本監督に代わり、今年はパ・リーグ首位争いをしている福岡ソフトバンクホークス。
ソフトバンクホークスは左のエース和田毅の41歳を筆頭にサードの松田が39歳、明石が36歳、柳田が33歳と主力メンバーの高齢化が進んでおり、世代交代の時期に入って来ています。
よって、今年のドラフトでは即戦力となる選手を獲得したいところ。
そこで、ホークスは2022年誰をドラフト1位に指名するのか?予想してみました。
ソフトバンクホークスドラフト1位指名予想2022
矢澤宏太(日体大)
現状左の先発投手が不足がちで右投手に偏重している事から41歳和田投手の後釜としても是非指名したい選手の1人。
入団すれば数少ない左の先発の為、即戦力となり得る選手。
魅力は何と言ってもクロスファイヤーのストレート。真っ直ぐが150前後である為それによって2種類のスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップが生きてくる。
また彼の場合は野手としても非常事態魅力ある選手である事は間違いない。体は小柄だけどパンチ力のあるバッティングはプロの世界でも見てみたい。
現在のホークスは右投手と比較して左投手不足であることから、日体大の矢澤投手と並んで大学ナンバーワン左腕との呼び声が高い曽谷投手に白羽の矢が立つと考えたからです。
曽谷龍平(白鷗大)
曽谷投手は身長183cm体重79kgのプロ向きの体格で、最速151km/hの直球を中心にスライダーとカットボールを操る本格派左腕です。
スリークォーター左腕のため、左打者には非常に厄介な投手で、コントロールに若干課題はあるものの、大学通算では投球イニング数を超える137奪三振を記録しています。
特筆すべき点は、エンジンがかかるのが非常に速い投手で、試合開始直後の1回から150キロを超えるストレートを投げ込む稀有な左腕投手としてプロのスカウト陣に早くから注目されていた好投手です。
森下 瑠大(京都国際高校)
高校生左腕では京都国際のサウスポーである森下瑠大選手も指名候補の1人。
夏の甲子園では怪我の影響もあり、1回戦で敗退してしまったものの、昨夏は2年生ながらベスト4に大きく貢献しており、既に球速は145kmを超える球速を投げる左の本格派である。
またすべての変化球を投げ分ける多彩な才能を有した投手である。ボールのリリースポイントもかなり遅く、打者として打ちずらい事に加えて数少ない左投げでもあり対応に戸惑う可能性もあります。
蛭間拓哉(早稲田大学)
柳田悠岐、中村晃と左の主砲が高齢化している福岡ソフトバンクホークスにとって、喉から手が出るほど欲しい逸材が蛭間拓哉です。
浦和学院高校では1年からレギュラーとして活躍。3年夏の甲子園ではベスト8入りを果たし、U-18アジア選手権では日本代表の副キャプテンとしてチームを引っ張りました。
早稲田大学でも1年春から出場し2年から不動のレギュラーに。打率は高くありませんが大学通算12本塁打(4年春現在)。
スイングの鋭さとパワーは大学生の中でもNo.1と評価されています。福岡ソフトバンクホークスの会長・王貞治は早稲田実業出身。
かつて斎藤佑樹や清宮幸太郎ら早稲田出身の有力選手がいる年は1位指名をしており、蛭間拓哉もホークスの1位指名有力候補と言えるでしょう。
浅野翔吾(高松商業)
柳田悠岐の後釜というか、スケールの大きな外野手を準備したいところから考えると、浅野翔吾選手は将来性とスケールという意味では文句なく、高校野球界でも飛び抜けているは間違いないので、1位で指名したい選手の1人。
広いPAYPAYドームでも暴れまわれるほどのスピードとパワーさらには強肩と全てを兼ね備えた逸材。
現状野手は揃っているソフトバンクでは、3年くらいはじっくり育てられる土壌もあるので、
浅野自身もソフトバンクに入団するのが、力をつけていくには一番の球団でないかと思います。
仲地礼亜投手(沖縄大)
本格派右腕投手として将来の先発投手陣の一角として期待でき、最速151km/hのストレートに加えて、スライダー、カーブ、スプリットなどを操る好投手で、制球力で勝負するタイプのプロ向きの投手として注目されています。
非常に完成度が高い投手で、沖縄大学では1年生時よりリリーフとしてベンチ入りし、3年時には先発として5勝を挙げ、防0.37の好成績を残して、ベストナインと最多勝、MVPを複数受賞する大活躍をしています。
九州・沖縄地区の代表選手としてホークスがドラフト上位で指名する可能性も高いです。
野田海人(九州国際大付属高校)
ソフトバンクの捕手いえば、甲斐選手がいるが、ポスト甲斐という
長い将来を見据えると地元九州国際のの野田海人選手も有力なドラフト1位候補の1人。
まず野田選手は、セールスポイントは強肩という事です。
プロのスカウトからもすでに肩の強さやスローイングのうまさは評判です。
特に低い球を上手くスローイングできる長所があり、対戦対手のプロの選手でも盗塁することに躊躇するくらいの抜群の能力を有しています。
甲斐選手の控えとしてなら、1年目から一軍出場の可能性を秘めています。
打撃は成長過程ですが、スカウトからその打撃センスは評価されており、選手の補強がいくらでも可能なソフトバンクとしては、時間をかけてバッターとして修練を積ませる余裕はあります。
またブロッキングのうまさも高校生としては屈指のものがあり守備を重視するゲーム運びの場合では甲斐選手が戦列を離れた場合にはすぐに1軍で使える逸材といえます。
ソフトバンクホークスドラフト1位指名予想2022まとめ
- 41歳の左のエース和田を筆頭に、39歳の松田、36歳の明石、33歳の柳田と主力選手の高齢化が進んでおり、即戦力となる選手を1位で指名すると思われる
- 特に左の先発が不足していることから、日体大の矢澤、白鴎大の曽谷、京都国際の森下など上位で指名する可能性が高い
- 野手では早大の左のスラッガー蛭間拓哉、高知商業の大砲浅野なども上位指名候補、
- 甲斐に代わる捕手として地元九州国際の野田も指名の可能性がある
以上、ソフトバンクホークスのドラフト1位指名候補についてまとめました。
おそらく左のピッチャーを1位で指名するんじゃないかと思われます。