緒方監督時代のリーグ優勝3連覇をピークに、今シーズンも9月3日現在4位と低迷している広島東洋カープ。
エース大瀬良投手も今年はイマイチで鈴木誠也選手も抜け、投打の顔となるような若手選手を育てていくにが急務です。
そんな広島カープの今年のドラフト1位指名選手を予想してみました。
広島カープドラフト1位指名予想2022
浅野翔吾(高松商)
中国・四国地区ではNO.1、高校生のドラフトの中でも1,2を争うほどの逸材である浅野選手は育成の上手いカープにとってはぴったりの選手だと思います。
浅野選手は長打力もそうてすが、足もかなり早くて身体能力見ても、走攻守バランスの取れた選手で、マツダZoomZoomスタジアムの外野にも映える選手だと思います。
スター性もあり、ポスト鈴木誠也として赤ヘル打線の復興には不可欠で、カープにはとっては絶対必要な選手だと感じました。
河野佳(大阪ガス)
広島カープの不安要素である中継ぎの投手として即戦力で起用出来ます。
河野選手は兵庫県出身ながら中学時代は広島南シニアに所属し、広島の名門広陵高校のエースとして活躍した広島育ちのピッチャーです。
奪三振率が非常に高いピッチャーで、社会人2年目の日本選手権ではエースとして最多勝利投手賞と最優秀防御率賞を獲得し、ベストナインにも選出されました。
最速150キロの直球と多彩な変化球で、奪三振率6.55、四死球率1.57と中継ぎとしては十分な資質を備えた投手であることは間違いありません。
益田武尚(東京ガス)
同じく中継ぎの即戦力として期待できる選手です。
最速153km/hのストレートを軸に、スライダー、カット、スプリット、カーブ、チェンジアップなどの変化球を自在に操る本格派の右腕で、中継ぎと抑えで活躍した投手である東京ガスの益田選手は間違いなくドラフト1位指名候補の1人に入ると思われます。
癖の少ない投球フォームはプロ向きとして定評があり、クロス気味に右肘を柔らかく使った腕の振りから伸びのある球を投げ込み、遠投120mの肩と併せて大変評価の高い投手です
今季のカープは先発投手陣が作ってくれたゲームを中継ぎ、抑えが壊してしまうというシーンが多く、来季に向けて勝ちパターンを確立する必要がありますので、そのピースとしてしっかりはまる選手として期待しています。
曽谷龍平(白鴎大)
広島カープの陣容を見ると左投手の層が薄いことがわかります。
その部分の補強に合うという意味で、最速152キロのストレートを武器にスライダーを織り交ぜた本格派左腕投手である曽谷龍平選手は、広島カープにとって即戦力投手として考えることができます。
また、大学時代の成績を振り返ると、今年の5月にはノーヒットノーランを達成するなど、長いイニングを投げ切るスタミナもあります。
四死球率には改善の余地があるものの、奪三振率も高く、勝負所で三振が狙えるのはストロングポイントです。
更に体格も183cm79kgと申し分なく、プロの環境に慣れることができれば貴重な左のローテーション投手としても期待ができるのも1位候補として挙げられるポイントです。
蛭間拓哉(早稲田大)
蛭間選手は鈴木誠也選手の穴を埋め四番候補としても期待できる3拍子揃った強肩強打の選手。カープはドラフトで大学生を1位でいくことは非常に少ないですが、今回は例外として指名される可能性はあると思われます。
大学2年&3年時には日本代表に選出され、いずれも4番打者として活躍しており、積極性の高い走塁や、本塁へのレーザービームを披露して、プロのスカウト陣をうならせたことは記憶に新しく、本ドラフトにおいても競合不可避の好選手です。
特に3方向に本塁打を放つことができる広角打法とここ一番の場面での勝負強さが光るプロ向きの外野手として大変評価の高い選手です。
澤井廉(中京大)
中京大の澤井選手も鈴木誠也選手の後釜候補として期待できる選手で、広角に長打を打つことができる打撃技術を兼ね備えた外野手で、大学通算の長打率は.470で、指名打者として一度、外野手としては二度大学ベストナインに選出されています。
高校時代は通算31本塁打の安定した長打力を誇り、中学時代は投手としても活躍するほどの野球センスを持ち合わせています。
大学3年時には公式戦でサヨナラホームランを2度放ちMVPを獲得するほどの勝負強さも兼ね備えた大変魅力的な選手です。
松尾汐恩(大阪桐蔭)
大阪桐蔭の正捕手松尾選手も育成の上手いカープにとっては打ってつけの選手で、ドラフト上位指名候補に入るであろう選手です。
正捕手・會澤翼は34歳で、磯村、石原と控え捕手も思ったより伸びていない中、将来の正捕手候補として打力のある松尾選手を正捕手として育成させる為にドラフト1位で指名する可能性もなくはないでしょう。
広島カープドラフト1位指名予想2022まとめ
- カープは中継ぎに特に不安要素があり、先発で試合を作っても中継ぎで試合を崩してしまうケースが多く、今年のドラフトでは即戦力で中継ぎが出来る投手を指名しそうなので、地元広陵高校のエースで現在は大阪ガスの河野佳選手や東京ガスの益田選手を指名する可能性は高い
- 左投手が足りていないことを考えると、最速152キロのストレートを武器にスライダーを織り交ぜた本格派左腕投手である曽谷龍平選手もドラフト1位指名候補の1人
- カープは高校生を育てる力がありポスト鈴木誠也として、高松商業の浅野選手や大阪桐蔭の松尾選手もカープ向きの選手と言える
- 大学生ではは鈴木誠也選手の穴を埋め四番候補としても期待できる3拍子揃った強肩強打の早稲田大の蛭間選手、中京大の澤井選手もドラフト上位指名候補
以上、今年の広島カープのドラフト1位指名候補の選手をまとめました。
今年のドラフトで何とか即戦力となる選手、スター性のあるを指名したいところです。