滋賀県大会を制し、4大会連続16回目の甲子園出場を決めた近江高校。
今年春のセンバツでは京都国際の辞退を受け、補欠からの繰り上がりながら準優勝するなどここ数年でかなり力をつけてきており、今年の夏の甲子園でも優勝争いをしそうな勢いがあります。
近江高校野球部なぜここまで強いのでしょうか?
近江高校野球部はなぜ強い?理由を検証!
まず近江高校には絶対的エースである山田陽翔(やまだはると)選手がいます。
最速149キロのストレートとツーシーム、スライダーなど変化球のキレも抜群で、春のセンバツでも決勝まで合計5試合で594級投げるなどスタミナもあり、滋賀県大会では普通の高校生が手も足も出ないほどのプロ注目のエースがいることが大きいです。
おそらく今年のドラフトで1位、2位など上位で指名されるでしょう。
続いて、地元滋賀県のみならず、大阪から数多くの優秀な選手が近江高校に入学してきているのが強い理由の1つです。
特に2001年夏に甲子園で準優勝して以降、年々大阪の優秀な選手が近江高校に集まるようになりました。
大阪には大阪桐蔭、履正社と頭一つ抜けた全国トップレベルの高校があり、そう簡単にレギュラーにはなれず、最近は有力な中学生が滋賀の近江高校に流れて来ています。
中学野球でも大阪が全国屈指の強さを誇っており、そこで活躍した選手が近江高校に入ってくるので選手層も厚くなり、近江高校は年々強くなって来ています。
それから多賀監督の采配によるものも大きいでしょう。
多賀監督は1989年から23年間も近江高校野球部で監督をしており、甲子園には春夏通算21回の出場経験があり、2001年夏と2022年春に甲子園準優勝の経験があります。
ベテランで実績のある監督だけに甲子園での勝ち方をよく知っているから強いんだと思います。
近江高校野球部が強い理由まとめ
- 今年のドラフト注目選手で絶対的エースである山田陽翔投手がいる
- 山田投手は150キロ近いストレートとキレのあるツーシーム、スライダーで高校生はそう打てない
- 2001年夏の甲子園準優勝から年々大阪から有力な中学生が近江高校野球部に入学するようになった
- 監督歴23年で甲子園出場春夏通算21回の多賀監督は甲子園での勝ち方をよく知っており、采配力が他校とは違う
以上、近江高校野球部が強い理由についてまとめました。
昔は滋賀県代表と言えば比叡山高校だったのですが、今や完全に近江高校で全国的にも有名になってきています。
今年の夏の甲子園でも活躍して欲しいですね!