ヤクルトスワローズで選手さらには選手兼任監督でもあったプロ野球界のレジェンド古田敦也さん。
現在はプロ野球解説者の他、熱闘甲子園のメインMCを務めたり、地元関西テレビの報道ランナーの月イチレギュラーを務めたりしています。
そんな古田敦也さんですが、ヤクルトで選手兼任監督をして以降、15年間も監督をせず、ユニフォームに袖を通すこともありません。
なぜ古田敦也さんは監督になれないのでしょうか?
古田敦也監督になれない理由はなぜ?
古田さんはヤクルトの選手兼任監督時代、1年目は3位、2年目は最下位ということで解任されています。
古田敦也さんに限らず、谷繁元信さん、金本知憲さん、真弓明信さん等いくら現役時代実績があった人でも、監督で1度失敗した人はもう1度NPBの監督になることはほぼないので、オファー自体も来ないことから監督になれないのではないでしょうか?
あるとするなら、三木谷社長とも交流がある楽天イーグルスの監督ならワンチャンあるかもしれません。
というのも、3年連続阪神タイガースで最下位になって解任された野村克也監督はヤクルト時代の実績と経験を買われて東北楽天イーグルスの監督になった例があるからです。
楽天は三木谷オーナーがやりやすい人を監督に指名する傾向にあるので、楽天の監督なら望みはあるでしょう。
古巣ヤクルトスワローズは高津監督が日本一になって今年も優勝しそうな勢いがあるのと後任に宮本慎也さんが控えているので、古田さんにオファーはないように思います。
古田敦也阪神タイガース監督の可能性はある?
カンテレの阪神戦の解説、さらには報道ランナーで阪神タイガースの解説をしていること、さらには地元兵庫県出身の古田さんが阪神の監督にふさわしいんじゃないか?という声も一部であります。
阪神・矢野監督が今年で退任するタイミングでもありますしね。
古田さん自体もし阪神から監督の話があれば、まず受けると思うのですが、実際のところ阪神が古田さんにオファーする可能性は極めて低いと思います。
というのも、阪神は基本的に阪神OBから優先的に監督の人選を行い、次期監督候補が岡田彰布さん、平田勝男さん、今岡真訪さん、藤川球児さん、鳥谷敬さん等ズラリといるからです。
最近サンテレビやスカイAで阪神の解説をしていて、矢野監督や金本前監督と同い年の広島カープ元監督の緒方孝市さんが阪神の監督就任する可能性の方が高いでしょう。
よって古田さんが阪神の監督になる可能性はまずないと思われます。
古田敦也監督になれない理由まとめ
- 古田さんのようにいくら現役時代実績があっても監督で1度失敗した人はNPBの場合なかなかオファーがかからない
- 例外的にかつて3年連続最下位で解任されたノムさんが楽天の監督になったことがあるのと三木谷オーナーと交流があることから楽天の監督ならワンチャン可能性としてある
- 最近カンテレで阪神の解説をしていることや報道ランナーで阪神について詳しいことから阪神の監督になってという声も一部であるが、阪神はOBから声をかけるのと次期監督候補がたくさんいるので、古田さんにオファーする可能性は極めて低い
以上、古田さんが監督になれない理由についてまとめてみました。
古田さんのようなレジェンド選手には監督としてもう1度チャンスを与えて欲しいところですが、なかなか難しいようです。