今年東北楽天イーグルスに電撃復帰した田中将大投手。
NPB歴代最高の年俸9億円で契約し、話題となりました。
2021年9月3日現在で以下のような成績を残しています。
- 15試合 4勝5敗 防御率2.73
- 99投球回 85奪三振 被本塁打12
決して悪くはないとは思うんですけど、年俸9億でこの働き?という厳しい声も多数あるのが現状です。
そんな田中将大投手の現在の球速はどのようになっているのでしょうか?
田中将大は球速低下で劣化?
ここで田中マー君の年度別のストレートの平均球速を数値化してまとめます!
年度別 | 平均球速 |
2021年 | 146.2キロ |
2020年 | 148.5キロ |
2019年 | 147.3キロ |
2018年 | 147.7キロ |
2017年 | 148.5キロ |
2016年 | 149.0キロ |
昨年はコロナの影響で登板数が少ない分、球速がやや回復していますが、
大体146キロから147キロの球速で、5年前に比べると3キロ球速が低下しています。
最高球速は2021年で日本ハム中田翔選手に投げた154キロが最速。
今年の田中マー君は大体145キロから150キロぐらいのストレートを投げるイメージなんですが、全盛期に比べるとキレがなく、強打者にはストレートを狙い打ちされて結構ホームランを打たれています。
コントロール(制球力)自体はそこそこ良く、スライダーのキレは健在なので、
変化球メインの技巧派投手に変わりつつありますね。
なぜ球速が下がったのか?分析すると、やはりヤンキース時代2014年に右肘靭帯の部分断裂という故障を負ったことで、トミージョン手術を回避してPRP療法で肘の状態をセーブしており、肘の負担がかからないよう調整しながら投げているんだと思います。
おそらく短いイニングなら150~155キロは投げれると思います!
田中将大球速まとめ
- 2021年の平均球速はストレートで146キロで最高球速は154キロ
- 昨年はコロナ渦の影響で登板数を少なかったこともあり148キロ出ていた
- ストレートは全盛期のようにキレがなく、強打者に狙い打ちされて豪快なホームランを打たれている。
- スライダーを始めとする変化球のキレは健在でコントロールも良い
- 球速低下は右肘靭帯のケガによるものが大きく、肘に負担をかけられない為、
肘の状態を見ながら調整しながら投げていると思われる
田中マー君の球速についてまとめると以上のようになりました。
決して悪くはないと思うのですが、やはり年俸9億円という破格の契約だけに数字的に物足りないと感じているファンの人が多いようです。
いやでもまだまだ田中将大投手は出来ると思うので、シーズン後半は頑張って欲しいです!