今年夏の高校野球で見事京都大会を勝ち上がり、2年連続甲子園出場を決めた京都国際高校。
京都国際の野球部は今年春の選抜はコロナが出て辞退しましたが、もし出場していれば4大会連続で甲子園出場となります。
昨年の甲子園ではベスト4ということでめちゃくちゃ注目されている赤丸急上昇の高校と言っても過言ではないでしょう。
そんな京都国際高校の野球部は1999年創設とまだ20年あまりと歴史の浅い部ではありますが、龍谷大平安高校や京都成章高校、京都外大西高校、福知山成美高校、立命館宇治高校など京都の甲子園常連校とすっかり肩を並べるぐらいの強豪校として急成長しています。
この京都国際高校は元々は京都韓国中学が前身で、2004年に京都国際学園として京都国際高校と中学を設立。
元々は在日韓国・朝鮮人の方々や日本国籍を持ちながらも帰化していて元々は韓国や朝鮮にルーツを持つ韓国・朝鮮系日本人の生徒がほとんどで、校歌も韓国語の歌詞で韓国語歌われています。
甲子園でも京都国際高校が勝つと韓国語の校歌とハングル文字の歌詞が流れますし、
NHKでもテレビ中継されていることで韓国メディアでもかなり話題になっているほど。
そんな京都国際高校の野球部のメンバーはやはり韓国人の方が多いのでしょうか?
京都国際高校野球部は韓国人の割合は?日本人はいる?
元々京都韓国高校という名前だっただけに、今でも在日韓国・朝鮮人の生徒や帰化して日本国籍を持つ生徒でも元々は韓国にルーツを持つ韓国・朝鮮系日本人の生徒が多いのは多いようです。
京都国際高校の校長も理事長も在日コリアンの方で、教員(先生)も在日コリアンの方が多いみたいです。
校歌も韓国語のままですし、韓国語の授業も全クラスに設けられているとのこと。
よって、今でも全校生徒のおよそ半分から6割ぐらいの生徒は在日コリアンや帰化していて現在は日本国籍を取得しているものの、韓国にルーツを持つ生徒が在籍しているという話です。
また、韓国籍・朝鮮籍の生徒だけではなく日本籍の生徒はもちろんのこと中国籍の生徒もいるようです。
帰化した方などを除くと、純粋な日本人の割合で言うと20%ぐらいという話を聞いたことがあります。
一方で京都国際高校の野球部メンバーはどうなのか?と言うと、野球部発足当初は確かに韓国・朝鮮にルーツを持つメンバーがほとんどでしたが、現在は多くのメンバーが日本人で韓国にルーツを持つ選手よりも純粋な日本人選手の方が多いようです。
こちらの本を見ると選手のデータが掲載されているのですが、名字を見る限りほとんどが純日本人で韓国にルーツがある人はごく少数だと思われます。
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ちなみに監督の小牧憲継氏も京都成章高校、関西大学卒業の日本人です。
京都国際高校野球部メンバーまとめ
- 野球部発足当初は韓国にルーツを持つメンバーがほとんどであったが、現在は多くが日本人であり、韓国にルーツを持つ選手よりも純粋な日本人の方が圧倒的に多い。
- 帰化した方などを除くと学校全体の純粋な日本人の割合は20%程度という話
- 野球部監督の小牧憲継氏も京都成章高校、関大卒業の日本人
- 校歌は韓国語で韓国語の授業に学校全体が力を入れていることから、京都国際高校全体の割合でいうと、在日コリアンや韓国にルーツを持つ生徒がおよそ半分から6割ぐらいいる。
- 校長・理事長も在日コリアンの方で教員も在日コリアンの方が多い
高校ラグビーでは大阪朝鮮高級学校が今めちゃくちゃ強く全国制覇も近いですが、高校野球でも京都国際高校が活躍することで、韓国や朝鮮にルーツを持つ日本の企業なども盛り上がるのではないでしょうか?
昨年活躍したエース森下投手もケガから復帰し、経験も付いてきて、戦力的にも今回もベスト4は十分狙えると思うので、京都国際高校野球部には頑張ってもらいたいです。